『偏愛ビジュアリスト 東海林毅ショートフィルム選』(3/22up)

映画監督、VFXアーティストとして活躍する
東海林 毅の自主映画を集めた初の特集上映。
独特の映像表現と時代を先取りしたテーマ選びが注目される
見逃せない短編4本を一挙上映!

東海林 毅 プロフィール
武蔵野美術大学在学中から映像作家活動を開始し1995年、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にて審査員特別賞を受賞。
「劇場版 喧嘩番長」シリーズなどの商業作品を監督する一方、VFXアーティストとしても幅広く活動し
NHK BSPの科学史ドキュメンタリー番組「フランケンシュタインの誘惑」では番組の放送開始から最終回まで演出やVFXを務めた。
近年、表現の幅を広げるために自主映画に力を入れ、作品を精力的に発表中。

『老ナルキソス』 2017年/21分
 監督・脚本:東海林毅 音楽:小島ケイタニーラブ
 出演:田村泰二郎/高橋里央/佐野弘樹/蒲生映与/ほか

ゲイでナルシストの老絵本作家・山崎(田村泰二郎)は老いて醜く衰えゆく自らの姿に耐えられないでいた。若く美しい男性レオ(高橋里央)とのプレイ中に倒れた山崎は老いの苦しみを打ち明けるが年若いレオには響かない。孤独な山崎は自分より醜い相手とならば、と自傷的な行動に走る。
複雑な人物設定でありながら2018年には国内外の映画祭で10冠を達成した要注目作品。

『ホモソーシャルダンス』 2019年/11分
 監督・脚本:東海林毅
 出演:新宅一平/鈴木春香/内田悠一/楊煉/ゼガ/Chris Darvall/皆木正純/吉澤慎吾

スクールカースト底辺の気弱で貧相な男子学生がイケてる男子グループのマドンナに一目惚れ。
アタックして拒絶されるが、彼の行為がグループ内に思わぬ波紋を広げる。
一人の女性をめぐる男たちの反目と連帯から浮かび上がる、ミソジニー(女性嫌悪)と男性社会の持つホモソーシャリティというテーマをコンテンポラリーダンスで表現する野心作!

『ピンぼけシティライツ』 2016年/18分
 監督・脚本:東海林毅 音楽:小島ケイタニーラブ
 出演:星能豊/梅沢佐季子/ほか

落ちぶれたカメラマン菊川につきまとう、水着姿の見知らぬ女の幽霊。
菊川は彼女の正体がかつて自分が撮影した売れないグラビアアイドルの立花えみりだと気付く。
恋人に家を追い出され寄る辺ない菊川と、この世で立ち往生している立花。
居場所のない二人は、夜の東京で本音をぶつけ合う。
小島ケイタニーラブの音楽が夜の街にふわりと溶け出すオフビートなファンタジー。

『23:60(にじゅうさんじろくじゅっぷん)』 2007年/20分
 監督・脚本・アニメーション制作:東海林毅 音楽:クリストフ シャルル
 声の出演:井口龍太

ネットゲームに没頭する青年“Qwer”はある日、所有者を失い廃墟となったエリアで“Ame”という名のアバターと出会う。
ゲーム内の世界を舞台にしたセリフなし、ほぼゲーム画面のみのチャットログによる会話劇。
肉体の無い世界ゆえに際立つ人間の存在をほぼ全編ゲーム画面で描く意欲作。
20代の終わりに実際にネトゲ廃人だった監督による“早すぎた傑作”。

■3月30日(土)〜4月5日(金) 1週間レイトショー
■連日夜20:50より1回上映
■料金=一般1500円 全席指定(チケットは当日の朝より受付開始いたします)
前売鑑賞券(1300円・絵本付き2000円)絶賛発売中!
※絵本が納品いたしましたので引換券をお持ちの方は窓口にてお引換いただけます。
 上映終了日(4/5)までに必ずお引き換え下さい。(3/9up)
■日替わりアフタートーク
3/30(土)【トーク】ゲスト:ヴィヴィアン佐藤(美術家/ドラァグクイーン)
 テーマ:『偏愛、自分らしさ』自分の「好き」を形にすることについて。
3/31(日)【トーク】ゲスト:小明(女優/文筆家) 範田紗々(女優)
 テーマ:『グラドル地獄変!』東海林のVシネ作品歴代ヒロインたちと当時を振り返る!
4/1(月)【トーク】ゲスト:田中俊之(社会学者)
 テーマ:『男性社会の男たち』女性の生きづらさが叫ばれる昨今。では男性はどうでしょう?
4/2(火)【トーク】ゲスト:大黒堂ミロ(漫画家/ゲイSMイベント仕掛け人)
 テーマ:『ゲイSMの世界』ゲイSMシーンから見える性の多様性とその最前線。
4/3(水)【トーク】ゲスト:文月悠光(詩人)
 テーマ:『ビジュアリストvs言葉』はじめに言葉ありき?本当に?映像表現を売りにする東海林と
 詩人の文月悠光さんとで創作の源泉に迫ります。
4/4(木)【朗読&ミニライブ】ゲスト:田村泰二郎(俳優) 小島ケイタニーラブ(音楽家)
 「老ナルキソス」主演の田村泰二郎さんによる絵本「みのむしもんた」朗読と
 音楽の小島ケイタニーラブさんによるミニライブをお楽しみください。
4/5(金)ゲスト:松崎まこと/かげやましゅう/松本動/真田幹也
 テーマ:『40歳からの自主映画』東海林が精力的に自主映画を撮るようになったのは40歳を超えてからでした。
 他の皆さんはどうして自主映画を撮るんでしょうか?

会期中のイベントやその他最新情報は本ページにてお知らせいたします。
 
お問合せ : 池袋シネマ・ロサ 03-3986-3713   『偏愛ビジュアリスト 東海林毅ショートフィルム選』オフィシャルページ